1. 2025 難病勉強会・意見交換会 1105

2025 難病勉強会・意見交換会 1105

是非一緒に「難病と診断されたときに役立つしおり」を作成しましょう!

11月5日は、社会保険労務士・行政書士の大城恒彦先生より
『病気になった時に役立つ社会保障』について勉強会を行っていただきました。



 

10月16日(木)講師との事前打ち合わせ

今回はいつも「しおり作り」に参加いただいているメンバーさん達と一緒に講師との打ち合わせをし、
どういう内容が良いか話し合いました。



【事前の打ち合わせでコレは入れて欲しい!と上がった内容】
☑傷病手当→失業手当、傷病手当→障害年金への手続きの流れと手続きを進めるタイミングについて 
☑社会保険労務士に依頼した方が良いケースはどのようなケースか
☑障害者手帳の等級が変更となった場合、障害年金の更新も必要になるのか 
☑障害年金の加算について(子、配偶者)
☑傷病手当と障害年金はどちらを申請した方がいいのか 
☑障害年金を受給中に老齢年金の年齢となった場合の手続き方法について 
☑社会保険労務士に依頼した方が良いケースはどのようなケースか
☑「退職給付金」について

【申し込みの際にいただいた事前質問】
  • ☑障害年金を申請したが、通らなかった。生活で困っている場合、どこにどのようにサポートをお願いしたらいいのか?
  • ☑具体的な社会保障について知りたい。
☑障害年金の申請に関して強い社労士の先生方を知りたい。 
☑県内で支援いただいていることなど。 
☑障害年金を申請する際、社会保険労務士に手続きを依頼する必要があると思いますが、申請手続きに関わる費用と障害年金受給認定されるまでの期間。
☑病気が進行した場合、すぐにでも相談できるのはどこか?

11月5日(水)14時スタート



本番、当日。                    
会場は7名様、またZoomでは21名様にご参加いただきました。

 
会場                       

アンビシャスより、プロジェクト説明があり、大城先生の講義スタート。
気になる事前打ち合わせ・事前質問で出ました回答については以下の通りです。

Q.傷病手当→失業手当、傷病手当→障害年金への手続きの流れと手続きを進めるタイミングについて 
A.症状を診てからになりますが、症状によっては働ける場合もある。
 オーソドックスなのは、傷病手当→障害年金の流れですが、両方出来る場合もあります。原則として初診から1年半以降に障害年金の申請ができます。
 
Q.傷病手当と障害年金はどちらを申請した方がいいのか 
A.障害年金の方が受給できる金額が高いケースが多いと思います。金額が気になると思いますので、自分の年金を知るという意味で、年金事務所で「試算金額」を出してもらうことができます。
 
Q.社会保険労務士に依頼した方が良いケースはどのようなケースか
A.一般的には申立書を書くことが労力的に辛い方。
 書くポイントがあるので、自分でやるのは労力を使うため、体力的に厳しい方。
 自分で、どうまとめていいか分からない場合、社労士がヒヤリングしてまとめてくれるので、それを提出するということを通常しています。
 
  • Q.障害年金を申請したが、通らなかった。生活で困っている場合、どこにどのようにサポートをお願いしたらいいのか?
  • A.再申請とは別として生活福祉貸付(社会福祉協議会)を活用することができます。
  •  それが難しい場合の最後の砦は生活保護になります。

Q.障害年金の申請に関して強い社労士の先生方を知りたい。 
A.ネットで「障害年金 沖縄」と検索して障害年金を扱っている社労士が出てきますが、「NPO法人障害年金支援ネットワーク」という、団体では、全国に会員(社労士)がいて、無料相談を電話でやっています。

Q.県内で支援いただいていることなど。 
A.入院中であればMSWに相談して外に繋いでもらうことも1つですね。

Q.障害年金を申請する際、社会保険労務士に手続きを依頼する必要があると思いますが、申請手続きに関わる費用と障害年金受給認定されるまでの期間。
A.費用:社労士次第。平均が着手金3万円前後になるかと思います。
    費用の内訳としましては、資料の取り寄せや契約のための着手金になります。
    また、認定できた場合は年金の2-3ケ月分が報酬になり、だいたいが2か月で、初回振込額の10%か、いずれか高い方というのが一般的になります。
 ※ちなみに私のところは着手金はお取りしませんが、資料の取り寄せを原則ご家族にお願いします。
 
 期間:症状にもよりますが、だいたい4カ月くらいをみたほうが良いかと思われます。すぐではなく、時間はかかります。複雑なケースはもう少し時間がかかる場合もあります。

Q.病気が進行した場合、すぐにでも相談できるのはどこか?
A.障害年金の場合は社労士。
 既に受給している場合は社労士も手段ではあるが、大きな病院の相談員さん。
 医療相談員の範疇を超えた場合は、相談員さんからそれぞれの専門家につなぐと思われます。