ポータブル電源 PowerArQ2

ポータブル電源 PowerArQ2
※このページの内容は各医療機器の安全稼働を確保したものではありません。そのため、購入や管理はあくまで自己の責任で行っていただきますようお願いします。また、アンビシャスから特定の機種の購入を勧めているものでもありませんのでご了承ください。



PowerArQ2は加島商事株式会社のプライベートブランドであるSmart Tapの商品です。
全体的にまるみを帯びた外観になっていて、色も赤、白、黒、オリーブ、チャコール、タンの6色が展開されています。
 
サイズと重さは以下の通りです。
●大きさ:幅295×195×191㎜
●重さ:6.2kg
 


サイズはコンパクトながらやや重めとなっています。ただ、重さの割には電気容量が大きいことが特徴です。



取っ手は格納できるようになっているため、上に物を置いたりすることが可能になり収納には便利だと思います。
 


PowerArQ2は非常用のLEDライトが付属しています。
SUAOKIのように電球ではなく、パネル全体が光る仕組みになっているので、壁の近くに置くだけで照明として十分に機能します。
LEDライトは強・弱・点灯の3段階です。
 
また、PowerArQ2はスマホのワイヤレス充電に対応しており、本体上部にワイヤレス充電対応のスマートフォンを置くだけで充電することが可能になります。ただ、ケーブルを使用しての充電よりも効率が落ちるため、災害時にはあまり必要のない機能かもしれません。
 
パワーアーク2付属品

(画像クリックで拡大)

なお、付属品はマニュアル、ACアダプター、シガーソケット用充電コード、ソーラーパネル用ケーブル、USB Type-Cケーブルとなっています。
 

値段は59,800円と今回レビューした機種のなかでは価格が最も低く設定されています。
 

出力(他の機器への充電能力)について


(画像クリックで拡大)

PowerArQ2は5WAY出力方式で多くの機種で使用することが可能です。
具体的には①ACコンセント(×2)、②USBポート(×4 )③Type-Cポート (×1)、④DCポート(×2)、⑤シガーソケット(×1)となっています。
 
使用方法は電源を入れて、AC出力とCD出力のそれぞれのボタンを押して(長押し)ランプが点灯したことを確認します。それから各差込口につなぐだけとなっています。
 
出力電力は通常時300W、最大時450Wとなっています。ほかの機種と比較するとやや低めの電力となっていますね。
 
パワーアークディスプレイ画像
PowerArQ2はディスプレイが搭載されており、消費電力がリアルタイムで表示されます。
ディスプレイがついているのでどのくらいの電力を消費しているのかわかりやすい仕組みになっています。
 
PowerArQ2ももちろん、
出力は正弦波になっています。そのため、医療機器にも使用することが可能です。
 

入力(ポータブル充電器への充電能力)について

パワーアーク入力端子画像
(画像クリックで拡大)

PowerArQ2の入力は3WAY充電方式となっています。具体的には①ACアダプター(コンセント)充電、②シガーソケット充電、③ソーラーパネル充電です。
 
この機種はパススルー充電に対応しています。
ただ、パススルー充電はバッテリーの消耗を速めてしまうため、メーカー非推奨となっています。あくまで非常時の手段ととらえた方がいいかもしれません。
 
なお、公式情報によると充電に必要な時間はACアダプタを利用した場合6-7時間となっていました。

 

定期的なメンテナンスや保証期間について

PowerArQ2のメーカー保証期間は2年となっています。
また、長期保管する場合は、バッテリーの劣化を抑えるため20%~80%程度の容量を維持し、フル充電は控えるようマニュアルに記載しています。
また、3か月に一度は充電を行うように推奨しています。